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サバイバルキャンプ2012 IN 大菩薩嶺 実習報告 

 到着後、着替えを済ませると「登山地図と地形図について」の講義。登山地図と地形図の違い、等高線の説明、地図の読み方、防水対策を習い、翌日は全員で地図を見ながらルート確認をすることに決めました。夕食後は一日を振り返ると共に「サバイバルスピリット」をテーマに活動の意義を考える講義を行いました。日常にもキャンプ生活にも共通する「自己の成長」「人とのつながり」を各自で考える時間になりました。


 講義後にこんな話が出ました。

 前身団体のサバイバルスクールは中学生対象の通年の講習会でした。最後の参加者は今の中学3年生・28期生。T3になりサバイバルと名称の事業は1回しかないが、伝えたい事はいつまでも変わらないことを話しました。そしてT3としてのサバイバル1期生(昨年参加者)・2期生(今回の参加者)と命名したいと参加者に言ったところこう言われました。

 「サバイバル29期生・30期生がいい!30年という歴代の先輩との繋がりの中で自分達も成長していきたい」と今回のスタッフは5期・7期・10期・17期サバイバル生。29・30期生の後輩誕生に目頭が熱くなりました。

 翌日の17日、ご来光と富士山展望を期待しましたがあいにくの雨。予定ルートは悪天候が予想されるための最短ルートで下山するよう変更しました。朝食後、「荷物の防水」に対するレクチャーを受け各自の装備を再確認。全員がリュックからすべての荷物を出して、濡れても困らないパッキング術をその場で実践しました。小雨の中、防水強化をした荷物を背負い出発。目指すは、大菩薩峠登山口近くにある「大菩薩の湯」。11時30分に無事に到着し、身もココロもさっぱりした姿で2日間の振り返りを行い、14時に塩山駅で解散しました。

 介山荘のご主人をはじめご家族の皆さんには、「みんなが来るからご飯をたくさん炊いておいたよ!」と言って美味しい食事と快適な空間や、夜の楽しいひと時をご提供頂いた上、T3への応援として宿泊料についても格別のご配慮を頂き、心より御礼申し上げます。

 

(写真・記録:田代 岳彦、薬袋 博信、草壁 奈央、伊地知 祐介)

 

 

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