８月６日午前中、ＣＣは「キャンプクラフト」。牛乳パックで作るキャンドルフォルダー作りに挑戦します。表面をはがした牛乳パックに、自分の好きな星座の形を千枚通しで穴あけ。そこにシールやマスキングテープを貼ったり、マジックで絵をかいたり、思い思いに飾り付けをしました。
その作品はさよならキャンプファイヤーの後半で使われ、個性あふれる模様がキャンドルの炎を通じて、幻想的な光を放っていました
一方ＡＣは、朝から頭を寄せ合って話し合い。「テーマを決める？」「いや味だろ」「何人分作るんだっけ？」と声が聞こえてきます。この日の午後からのプログラム「おんたけ夏の感謝祭」で作る夕食メニューを決めているのです。キャンプ長からのお題は「全員分のおかず」。最初は身を乗り出し、笑いながらも活発な意見がでていましたが、普段料理をしない子ども達と班付リーダー。1時間もすると意気消沈・・・。キャンプ長や本部リーダーにアドバイスを受けながらなんとか合格をもらいました。そして食材、分量、調理器具まで考え、ついに感謝祭出店許可書を受け取りました！！
１５時からは「感謝祭」の食事作りのスタートです！
ＡＣは午前中に相談したオリジナルメニューを作り始めます。前日にＣＣが収穫した大量のじゃがいもの皮をむき、角切りにしています。さて何が出来上がるのでしょう・・・。
ＣＣはキャンプ長からメニューの発表があり、出店依頼書を受け取り開始します。野外炊事も３回目。手慣れた段取りでどんどん進んでいきます。手が空くとバッタを探しに行くこともありましたが、すぐに戻ってきて「何やればいい？」とリーダーに声を掛けることもできるようになりました。
調理すること２時間以上、大きなお皿に各班の料理が並びます。ＣＣ１がカレードリアでＣＣ２がミートグラタン。ＡＣは３種類のジャガイモサラダ、本部は海鮮焼きそばとフルーツカクテル。 全員で「いただきます」をして感謝祭開始！ 「このサラダ、きれいな色だね！」「このグラタン美味しい！」「カレーおかわりしたい！」と楽しい声が響きました。
そして最後の夜は「さよならキャンプファイヤー」
今年こそは星空の下で、という願いも虚しく雨が降り出しそうな空模様になり、念のため雨具を着て集合しました。雨雲を追い払うように元気な声で歌い、リーダーのゲームに大笑い。それでも雨雲には勝てず、大急ぎで森林体験館に移動。
再スタートしてからも、大きなカブを抜いてひっくり返ったり、君に会えてよかったを歌ったり、大盛り上がり！
そして最後は今回が最後の参加になる中学三年生の卒業式。ＣＣの作ったキャンドルフォルダーにも火が入り、ぐっと厳かになった雰囲気の中で自分の想いをみんなに伝えます。キャンプの仲間や家族への感謝の気持ちが伝わる素敵なスピーチに、全員が真剣に聞き入りました。
