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休憩を挟んで次は夕食の水餃子作り。餃子は作ったことはあるものの、皮を作ったことはなく…。でも、作ってみたい!!とつかみはOK!!ノーマル味、カレー味、トマト味と3種類の皮をまず作りました。強力粉と薄力粉をまぜ、そこに水、カレー粉、トマトジュースを入れ、ただただこねていくだけ。初めのうちはべたべたしていて手にくっついていた生地も、こねていくうちに一つにまとまっていき、生地がどんどん光っていきました。ここまでの所要時間は約30分。最初はどう生地を扱っていいかわからなかったせいか、ぎこちない動きをしていた手もどんどん慣れていき、力を込めるコツがわかってきました。そして生地を寝かせている間に餡作り。ひき肉・ツナ・チーズ&さつまいも。小口切り、角切り、みじん切り…。昼食の野外炊事の振り返りの時に配ったプリントを見ながら、料理に合わせた切り方で野菜を切っていきました。包丁の使い方も昼食時とは大違い、大分慣れてきた様子でした。そして、出来上がった3種類の餡を3種類の生地で包めば、水餃子はほぼ完成。この生地にはこの餡が合うと思う!!出来上がりの味を想像して組み合わせていく姿はとても楽しげ。互いに相談しながら、70個近い餃子を作りました。



夕食は茹でたての餃子を食べるため、食堂ではなくキッチンで取ることに。できたてほやほや、熱々の水餃子を食べながら、“美味しい”、“皮が思っていたよりもちもちしているね”、“今度はなんだろう?”、“うちでも作ってみる”…。何回にもわけて茹でた餃子ですが、一皿のなくなるペースがとても早く。気がつくと、もう次のゆであがりを箸が待ち構えている状態。みんなの食欲にも目を見張ったひとときとなりました。

 

明けて次の日も快晴!!この日のメインプログラムはT3では初の試みとなる「危険予知トレーニング」の講義です。キャンプ、と聞くと楽しい一面ばかりクローズアップされますが、実はその中にはたくさんの危険が潜んでいます。見える危険、見えていない危険、見えない危険。“危険予知”とは“危険を予め知る”ということ。キャンプだけではなく日々の生活の中で「自らが安全を意識する行動をとる」ことが大切だということ。自ら危険を探してみつけてみる、その危険を一緒に行動しているメンバーと共有し具体的な対策を考える、そしてメンバー同士のルールとしお互い声を掛け合う。キャンプでは当たり前のことですが、改めてどんなことが危険なのだろうか?と確認する機会となりました。そして日常生活の中でも、常に危険を意識して行動することで、危険予知トレーニングをすることができるということも教えていただきました。

 


プログラム盛りだくさんの2日間でしたが、その合間をみつけ、月明かりの下でたき火を囲み、焼きマシュマロを食べたり、講義の後、予定になかった“ナンバーコール”という野外ゲームや、ロープワークをしたり、帰りは青山荘から蓑毛まで春の山を歩いたり。都会の喧噪を忘れ、身も心もリフレッシュできた2日間だったのではないでしょうか?

 


夏のキャンプまであと3ヶ月。自分の今いる場所で、自分に必要なトレーニングを積み重ね、ともに熱い夏を迎えましょう。

 

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