更新情報・お知らせ

ジュニアキャンプ16 キャンプ実習報告

8月2日(金)~5日(月)、3泊4日 福島県西郷村 日光国立公園内にある国立那須甲子青少年自然の家でジュニアキャンプ16は行われました。今回はたくさんの応募を頂き、当初予定していたマイクロバスをあわてて大型バスに変更して、参加者26名、スタッフ15名、総勢41名と大所帯のキャンプになりました。

 

8月2日 池袋西口公園に集合しバスに乗り込み出発。バスの中でキャンプ中に楽しみにしていることを聞くと、スタッフの予想に反して2日目のちゃぽランドが大人気。自然の家本館に到着すると班ごとに昼食を食べ、「オリエンテーリング」に出発。地図に記入されたポイントを制限時間内にいくつ回れるかを競います。ポイントはスタート地点から近いと点数は低いがたくさんあり、遠いと高得点。さて各班の作戦はいかに。

オリエンテーションを終えるとバスに乗りキャンプ場に向かいます。これから4日間過ごすテントを見ると「えっ、テントってこんなに大きいの!!」、トイレに行くと「きゃーー!ムシっが!!」と驚きの声が聞えてきました。

続いて夕食作りの「野外炊事」の開始です。メニューはキャンプ定番のカレーライス。リーダーの火起こしのレクチャーを見るみんなの目は真剣。お米を炊く、野菜を切る、かまどを作るなど役割分担をしてスタートしました。

夜は「フレンドシップナイト」です。リーダーのゲームに盛り上がり、大きな声で歌を歌い、初日の夜を楽しく過ごしました。

8月3日アドベンチャークラス(AC)は、朝7時にキャンプ場を出発し「朝日岳登山」に挑戦です。登山口で朝食のお弁当を食べ終える頃には、青空に少し雲が掛り暑さを軽減してくれました。青空に荒々しい茶色の山肌、木々の緑や、高山植物の黄色やピンク色が映え、素晴らしい景色を眺めたり、しりとりや、「ヤッホー」とこだまを聞いたりしながら楽しみながら登っていきます。山頂直下の急斜面では鎖をしっかり握ってゆっくりと登ります。朝日岳山頂に到着すると乳白色の雲に覆われていましたが、トンボの群生と出会えました。下山時は「ここ滑るから気を付けて」と声を掛け合い、励まし合いながら歩いていました。

 

チャレンジクラス(CC)は施設敷地内で一番標高の高いパノラマ展望台までの「ハイキング」に出発です。森の中の一人しか歩けないくらいの細い道をひたすら登ります。展望台に到着すると青空の下でおやつを食べ、トンボを捕まえたり、景色を眺めたり各班で楽うしみます。下山途中にある第一ゲレンデでは横一列に並んで青空に向かって「ヤッホー」とこだまを聞きました。その後、横一列に並んだままゲレンデを下って行きます。始めはゆっくり歩いていたのに自然にスピードが上がり次第に駆け下りることに。楽しそうな声が響きます。

両クラスとも下山後は、プログラム一番人気の「温泉プール ちゃぽランド」へ向かいます。

「温泉プール?」って不思議に思っていましたが、名前の通り水温38度程度の温泉プールでした。ジャグジーの泡につかって「見て、セレブごっご」、10m程度のプールで水中鬼ごっこや、キャンプ長と水かけ合戦をして、午前中山登りしていたと思えないほどの元気で楽しんでいました。

 

夕食は本館の食堂でバイキングです。人気メニューは野外炊事では作れない、えびせん、フライドポテト、揚餃子、ゼリーでした。夕食後はキャンプ場に戻りCC は早めに就寝。

ACは2班合同で夜のティータイムをしてゆっくり過ごしましただ

8月4日は朝から野外炊事。朝食作りと昼食の下準備です。ACは2班合同で、CCは本部と合同で作ります。テキパキ分担して予定よりも早い時間に食べ始めることができました。

午前中は「アドベンチャーゲーム」で両クラス一緒に遊びました。

班対抗で関所破りジャンケン、全体でねことねずみの追いかけっこなど楽しそうな声がキャンプ場に響いていました。

 

午後は班ごとの「グループタイム」です。CCはテントやキャンプ場でゆっくりし自然の家本館付近のアスレチックで思い思いに遊びます。ACはキャンプファイヤーで披露する寸劇(スタンツ)の作戦会議。頭を寄せ合い、アイデアを出し合い、会議が進んでいきました

 

キャンプ最後の夜は「さよならキャンプファイヤー」です。「さあこれから始まる」という午後7時23分、リーダーたちの携帯電話が一斉に鳴りだします。福島県沖を震源地とした震度5弱の地震の発生です。キャンプ場でも揺れを感じましたが、参加者たちは動揺することなくリーダーの指示通り静かに揺れが収まるのを待ちました。余震がないことを確認し、改めてキャンプファイヤーのスタートです。リーダー達の楽しいゲームで盛り上り、ACの午後をすべて使って作り上げたスタンツは堂々とした演技で会場は大爆笑でした。最後は参加者最年長であるAC班長2人がキャンプに参加した感想を発表しました。夜の自然を感じながらキャンプ長の話を聞き、静かに最後の夜が過ぎていきました。

 

8月5日は朝から大忙しです。寝袋を畳み、荷物整理を終えると朝食のパックドック作りです。ハム、チーズを挟んだ食パンをアルミホイルで包み、牛乳パックに入れて火をつけると出来上がるホットサンド。「自分のパン」が焼き上がるのが楽しみでした。朝食後は4日間お世話になったキャンプ場の清掃。テント、炊事場の掃除、それが終わると本部撤収のお手伝い。テキパキ行い予定よりも早く終了したご褒美に「クライマックスタイム」で思い切り遊びます。

閉村式では4日間頑張った参加者全員に、キャンプ長から修了証と記念品が贈られました。

最後に歌った「どこまでも青い空」集大成となる力強い歌声でした。

自然の家を後にし、池袋西口公園の解散時には「また来年一緒にキャンプしようね」と声を掛け合い、JC16は終了しました。

 

今回のキャンプでも多くの方々にお力添えを頂きました。この場をお借りして現地実習を終えた報告と同時に、御礼申し上げます。どうもありがとうございました。


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
キャンプリーダーズクラブ T3