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 二日目、アドベンチャークラスは早朝、マイクロバスに乗り込み、会津だいくらスキー場に出発。クラブ設立初、ゲレンデスキーにチャレンジしました。インストラクターの資格を持つキャンプ長と松下さんが中心となり、初心者組、経験者組とわかれて指導をしていきます。経験者組は最初からリフトに乗り、ロングコースをどんどん滑っていきます。松下さんのスピードについていけるかが課題。初心者はスノーエスカレーターに乗って、緩斜面で「ハの字」ボーゲンの練習。帰るころにはリフトに乗って滑り降りるようになりました。昼食はゲレンデ特製のカレーライスと豚汁。スキーで遊び疲れたのか、空腹だったのか、会話を忘れ食事に夢中。3時間と短い時間でしたが「かかとの上がらないスキー」を満喫しました。

 14時過ぎに宿舎に戻ってくると、すぐに部屋に閉じこもり、各班キャンドルナイトで演じる寸劇スタンツの作戦会議。頭を寄せ合い、アイデアを出し合い、会議が進んでいきました。

 


 チャレンジクラスの午前中は一日目とは別の場所で「雪遊び」。そり、雪玉投げ、かまくら作りに雪埋め。昨日遊んだ雪の感触をもう一度確かめるように、思い出すように、忘れないように、五感をフル回転させて楽しみました。昨日とちょっと違うのは、一人で遊ぶのではなく、誰かと一緒に遊ぶようになったこと。昔からの友だちと、今回のキャンプで知り合った友だちと。そして、一人で遊ぶよりみんなで遊ぶ方が面白いことを知ったこと。短い時間でしたが、思う存分雪を堪能したプログラムとなりました。


午後はウィンタークラフトにチャレンジ。型に毛糸を巻き付け、オーナメントが完成。形は四つ。「どれから作ろうかな?」「何色の毛糸を巻こうかな?」「どのシールを貼ろうかな?」一人一人が出来上がりを想像しながら作り上げたクラフト。「おうちのどこに飾ろうかな?」「一番最初にお父さんとお母さんにみせるんだ!」世界にたったひとつだけの自分のクラフト、キャンプの思い出がまた一つ増えました。

 夜は全員そろって「さよならキャンドルナイト」。アドベンチャークラスが考えたスタンツ、チャレンジクラスが練習したour song。その合間を縫って繰り出されるリーダーによる楽しいゲーム。大きな声で歌ったり、思いっきり身体を動かしたり、心の底から笑ったり。みんなで過ごす最後の夜、今まで起こった楽しいこと、そしてこれから起こる素敵なことに思いを馳せながら最後の夜の時間は過ぎていきます。キャンドルナイトを締めくくるのは、中学校3年生によるスピーチ。またこの場所に戻ってきたい、この場所が僕のふるさと、ここで得たものを大切にしていこうと思う気持ちが後輩たちの、そしてその場にいる全員の心を打ちました。今までメンバーを支え、守ってくれた頼れる中3が最後に後輩達に託したメッセージは、真摯で純粋でまっすぐなもの。この思いを受け継ぐために、伝えていくために、メンバーもスタッフもそして立場を変えて参加してくれるだろう中3も、このキャンプをもっといい場所に育てていこうと、思いを新たにした夜でもありました。


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キャンプリーダーズクラブ T3